PythonでMatlabライクな環境を構築してみる その1
(追記:今更ながらPython(x,y)というのを見つけた。必要な物だけを自分で入れたいのでない限りこの記事は役に立たなそうです。。。)
苦CというサイトをみつけC言語をぽちぽちといまさら学習している(まとまっていて,ほどよく掘り下げてくれて良いサイト)。コンソールにprintfしているレベルをそこそこにここを参考にWindows APIたたいてみようかなと思った時点で挫折気味。
どうもいままでインタプリターしかほとんどつかっていないためどうも編集-コンパイル-実行のデバッグがまどろっこしい。Pythonはインタプリターなのでデバッグがしやすいだろうなぁ。と誘惑にかられてしまうし,コアなところをCでつくってあとはPythonでWrappingするような使い方が多くされているみたいだし,Pythonは覚えておいて損はなさそう。
Scipy(http://www.scipy.org/)というPythonを科学計算用途に拡張するlibraryのプロジェクトがあって,いろいろみているとMatlabが得意なことなんかもさくっとできそうでおもしろそうだ。
てなわけでPythonでMatlabライクな環境を構築してみて遊んでみよう。というのが今回の趣旨。
SciPyはNumPyという別のライブラリーに依存していてこれらはPython 3系も2.7にも正式な対応はまだのようなので2.6系の最終版である2.6.6をインストールすることにする。(Python 3では言語のコアに部分に変更があって下位互換を多少犠牲にしているらしいので3系にいろいろなライブラリーが追いつくのにはもう少しかかりそうだし,2.7系は3への移行をスムーズにするためのバージョンみたいだから実質2.6系が現状では一番よいでしょう。)
公式のリリースのところから環境にあったバイナリを落としましょう。小生の環境は32bitのVistaなのでWindows x86 MSI Installer (2.6.6) (sig)です。
ちなみにmsi形式のセットアップファイルはアンインストール時に必要になるのでどこかフォルダーをつくってとっておいた方がよいです。インストールもその保存先のフォルダーに移してから始めた方がたぶんスムーズにアンインストールされると思う。
(2.6.6インストールにあたって昔入れて忘れていた2.6.3のアンインストールが出来なくて困り,しょうがないのでもう一度セットアップファイルをダウンロードしようとおもったらReleasesページの左のリストに2.6.3へのリンクがない!どうややメジャーなのしか残していないようだ。しかしURLに直打ちしてhttp://www.python.org/download/releases/2.6.3とするとページはちゃんと存在するらしく助かった。)
さて次はNumPy, SciPyのインストールに行くわけだけど,そのまえにPythonの起動&Versionチェックをしてみましょう。
方法1)インストール先(たぶんC:Python26)のpython.exeをクリックする。pythonw.exeの方はなにもおこらない。ここによると2.3.x以前のVersion用に書かれた古いコードとの互換を保つためにあるだけのようだ。
方法2)DOSプロンプトに行きPythonのインストール先(たぶんC:Python26)へcdで移動。そこでおもむろにPythonとタイプする。方法2の方を応用すると自分の好きなシェルプログラムからPythonを起動することができる。これがおすすめらしい。
方法3)スタートメニューからプログラムのPythonをみつけてIDLE(Python GUI)を起動。もしくは,直でC:\Python26\Lib\idlelibにあるidle.batを起動する。シェルではなくエディターが起動したらメニューのWindowsからPython shellを選ぶとシェルにいける。
プロンプトが>>>に変わってPythonのVersionとかのメッセージがでたら起動完了。 print “hello” なんてうってみるとちゃんと表示されているはず。ちなみにhelp(‘modules’)で使えるコマンド一覧が出てくる。help(‘print’)などするとコマンドのヘルプもちょくでみれる。(しかしヘルプは長いのでqですぐにでてしまって結局ネットでしらべることになるけど。)
方法3のIDLEの環境がこの中ではMatlabに一番近い。IDLEは全てPythonで書かれたPythonの開発環境でエディターもついている。Python shellのFileからNew Windowを選ぶとエディターが起動する。適当にコードを書いてRunとすると実行されるのである程度長いコーディングのときはこれが良いと思う。
うむ。そろそろ寝ねばなるまい。iPythonとかmatplotlibとかもカヴァーする予定。本人もまだやりきっていないので続きはいつになるのやら。
続きが待てない人は色々全部入っているEnthought (http://www.enthought.com/products/epd.php)から評価版のパッケージを試すと一番早いでしょう。もしくはフリーでもPython(x,y)というのがある。
追記)
Pythonのヘルプをみると2.1章にpython.exeのインストールされたディレクトリにpathを通しておけとあるので通しておきましょう。インストーラーはpy拡張子の関連付けはするけどパスの設定はいじらないみたいだ。
ヘルプにはDOS窓からやってねと書いてあるがVistaだとDOS窓を管理者権限で起動してからset pathをしないといけない。失敗すると面倒なので今回はマイコンピュータを右クリックしてプロパティーにいって左のメニューの下にあるAdvance system settingに行きAdvancedのタブの下の方にあるEnvironment variablesを選び下の一覧からOSの下にあるPathへいってEditをしてセミコロンから初めてC:\Python26を追加した。Pは大文字で。
DOS窓でpythonとして起動できたら成功。
« 高機能で軽いかも フリーのオフィスソフトOxygenOffice3.2をつかってみた。 | トップページ | PythonでMatlabライクな環境を構築してみる その2 »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- Gemma4が凄いよね。Draft modelサポートで更に凄い。(2026.05.26)
- NotebookLMを活用したBadlands Mediaの視聴方法(2025.11.22)
- Linuxのデスクトップ環境にログインした時にxmodmapコマンド実行(2023.12.30)
- youtube-dlでrumbleをダウンロード(2023.12.06)
- Pop!_OSのアプデがfcitxを繰り返し葬る件(2023.05.22)
「Python」カテゴリの記事
- Noteの記事をPythonでバックアップしといた。(2021.05.05)
- JupyterLabでも好きな外部エディターを使いたい!(2018.05.02)
- ローカルエリア内のJupyterLabサーバーにLAN経由で接続する。(2018.05.02)
- Juliaやってみよう。五日目。Pythonと速度比較。(2017.08.01)
- Juliaやってみよう。四日目。@timeでプロファイリング(2017.07.16)
« 高機能で軽いかも フリーのオフィスソフトOxygenOffice3.2をつかってみた。 | トップページ | PythonでMatlabライクな環境を構築してみる その2 »



コメント