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2012年5月17日 (木)

クロスプラットフォームなプレゼンテーションソフトImpressiveが非常に良い感じ Lubuntuでも使える!

Impressiveというクロスプラットフォームなプレゼンテーションソフトを見つけた。

基本的な使い方は、まずプレゼンテーションの制作にはPowerPointとか、好きなソフトを使い制作し、最終的にPDFとして保存し、それをImpressiveで開くという形。OpenGLでPDFをレンダリングしていくので、拡大縮小、3Dの派手な演出効果などグラフィックカードの力を借りてCPUに負担をかけずに行うことが可能。

YouTubeのデモもかっこいいし、相当使えそう。問題点としては、プレゼンテーションの制作にはPowerPoint等のソフトが必要なので、変換する時間が必要なので、ぎりぎりまで粘ってプレゼンテーションを修正してたりするときには不向き。またマイナーな問題として複数モニターへの表示に対応していないため、LibreOfficeとかKeynoteみたいにプロジェクターにはスライドだけ、自分のノートパソコンの画面には、スライド+原稿みたいなことが出来ない。似たようなLinux用ソフトに、こういうことができるpdf_presenter_consoleというのもある。Lubuntu12.04でもソフトウェアセンター経由であっさりインストールできる。(コマンドラインツールなのでランチャーには登録されません。impressive ****.pdfのようにファイルを指定して起動します。)

impressive -l

とすると利用可能なトランジションのリストが得られる。

Available transitions:
* Crossfade     - simple crossfade
  FadeOutFadeIn - fade out to black and fade in again
  None          - no transition
  PagePeel      - an unrealistic, but nice page peel effect
  PageTurn      - another page peel effect, slower but more realistic than PagePeel
  SlideDown     - Slide downwards
  SlideLeft     - Slide to the left
  SlideRight    - Slide to the right
  SlideUp       - Slide upwards
  SpinOutIn     - spins the current page out, and the next one in.
  SpiralOutIn   - flushes the current page away to have the next one overflow
  SqueezeDown   - Squeeze downwards
  SqueezeLeft   - Squeeze to the left
  SqueezeRight  - Squeeze to the right
  SqueezeUp     - Squeeze upwards
* WipeBlobs     - wipe using nice "blob"-like patterns
* WipeCenterIn  - wipe from the edges inwards
* WipeCenterOut - wipe from the center outwards
* WipeDown      - wipe downwards
* WipeDownRight - wipe from the upper-left to the lower-right corner
* WipeLeft      - wipe from right to left
* WipeRight     - wipe from left to right
* WipeUp        - wipe upwards
* WipeUpLeft    - wipe from the lower-right to the upper-left corner
  ZoomOutIn     - zooms the current page out, and the next one in.
(transitions with * are enabled by default)

これをPDFのファイル名に.infoを足したInfor scriptファイルと呼ばれる設定ファイルを作成し、PagePropsという変数に以下のように書式でページ毎にいろいろと指定してカスタマイズできるらしい。Infor scriptがない場合は、ランダムのトランジションになるし、スクリプトは必要ではない。

PageProps = {
  1: {
       'title': "Title Page",
       'transition': PagePeel,
       'sound': "background_music.mp3"
     },
  2: {
       'title': "Another Page",
       'timeout': 5000
     }
}

以前もこんな記事を 書いて、スライドのトランジションがかっこいいプレゼンテーションソフトが無いものか探していたんだけど、結局MacならKeynoteだったり LinuxならLinux版のOpenOfficeだったりでできるけど、Windowsでは見つからなかった。今回、レンダリングライブラリの Cairoについて調べてたら偶然このImpressiveを見つけてしまったが、結構前からあったらしい。

PDFを次々表示していくくらいならpygletをつかって、簡単にできそうだしいつか自分で作ろうかと思っていたが、Impressiveは非常に良くできているので車輪の再発明をせずに済んでよかった。

ImpressiveはPythonでできていて、PDFの読み込みには既存のライブラリ(Xpdf, GhostScript)、キー入力やOpenGLのキャンバスにはPyGameをつかっている。FAQを読むと、複数モニターへの対応ができないのは、 レンダリングに使っているPyGameから来る制限らしい。pygletならPyOpenGLなしでOpenGLキャンバスもてて、複数モニターにも対応 しているので、pygletでやって欲しかったなぁ。

Infor scriptは実際、完全にPythonのスクリプトらしく、PagePropsもフツーにPython辞書のデータ型だし、Impressiveの全てのグローバル 関数、データ型にアクセスが出来るらしい非常にパワフルなのも。とは言え、このへんはちょっとGUIがなくて面倒だなぁ。この辺が改善されたら売れるくらいの製品になるのに。

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