ロバート・フィッツウィルソン氏による70年代から駆け足でみる富の移動の歴史
What You Must Know About Where Markets Are Headed & Why
最近は経済ばっかりのネタですが、コモディティ市場の転換点がスグそこかも知れないということで、勉強がてらKing World Newsから一本さらっと紹介です。
今回のはロバート・フィッツウィルソン(Robert Fitzwilson)氏によるアメリカでの富の移動の歴史って感じの記事で、短いですが、70年代から駆け足で要点が述べられていてなかなかいい記事だとおもいます。
以下、いつもの様に適当に要約します。くどいですが、当方は経済は最近まで無関心だったど素人です。
二次大戦から70年代までは、ウォール街はごく少ない裕福層を対象に商売していたのが、ベービーブーマーがやってきて、70年代からインフレが開始して、ミドルクラスの給料が上昇して、多くの人がやすい金利でお金を借りて家をかうことができるようになった。相対的に裕福な金融資産を保持する層からミドルクラスへと富が移った時代。
そこへきて石油の価格が4倍に上昇して、アメリカの富は中東へと移動するようになった。
インフレ・石油価格上昇がアメリカ経済を苦しめるが、ここへ来て、ジミー・カーター大統領が1979年にポール・ボルカーをFRB議長に任命して、これがインフレ是正の転機となる。
またエリザ法が制定されて、大量の年金口座のお金がウォール街に流れ込んで、投資家・ウォール街に莫大な利益をもたらすようになった。
現在では、ミドルクラスの給料は低くなり、家の不動産価値が下がり、ミドルクラスが受け取る年金は系統的に減少され、逆に伝統的な金融資産を持つものへと富が戻ってきた。
石油・金・銀などのコモディティを狙った先週の暴落劇は市場の操作によるものだが、こういうものは長くは続かないものだ。賢い投資家は先週には銀を買えるだけ買った。銀の現物市場での供給不足している事実は、非常に重要な情報だ。もっと多くの人が市場に到来すれば、市場に介入し、価格を下げている人の意図は裏目に出るだろう。
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