ゴールドマン・サックス曰く「金は下落が続くので売り(ショート」)
追記:バカ丸だしだったタイトル「ゴールドマン・サックス曰く「金は下落が続くので売り、またはショート)」を修正しました。ショートが売りでロングが買いなんですか。そうですか。
www.fool.comという人を喰ったネーミングの株情報を扱う有名なサイトがあるんですが、もともとアメリカオンライン(AOL)のサイトの1コーナーだったのが、独自の切り口や、ユーモアが好評で独自サイトになったという、意外に老舗でまともなサイトです。ここは、いつも株イケイケな感じで、Silver Doctorsの対極にあるようなサイトで、いつもはSilver Doctorsばっかり記事にしている当方も実は、バランスを取ろうとよく見るようにしてます。
4月14日付けの記事でThe World's Top Bank Tells Investors to Shun Goldというのが、同日付のSilver doctorの記事、Q&A WITH THE DOC: SHOULD I BAIL ON GOLD & SILVER NOW? CAN’T BELIEVE I GOT CAUGHT UP IN THIS!のまさに対極にあり、好対照で面白いかった。
ゴールドマン・サックスの方は、金は明らかに2011年から下がってきているし、昨年末から株価が上昇し始めて、2月の終わりから金・銀の相場の下落が加速しているので、投資家のみなさんは金・銀うって株を買うべきという、見たまんまなアドバイスをしたという話のようです。
一方、Silver doctorは金・銀が下がっているのは市場の操作のために不当に下げているが、量的緩和の影響や実際のフィジカルゴールドの需要などなどを考慮すると、跳ね上がってもおかしくないという立場です。Silver doctorは金・銀相場がうなぎのぼりだった2011年に出来た銀の販売も手がけてつつ、金・銀相場についての情報を提供しているサイトなので当然です。前にも紹介したジム・シンクレア氏も自分の顧客すらも金を売って株を買いだしてしまっているようで、まったく立場がない状況で、不安になった当方のような人向けの宣伝のため毎日のようにKing World Newsで発言している感じです。
Silver doctorの上の記事出来になったのは、
bail-ins have been written into law in Italy, the Netherlands, Canada, the UK, & the US for the next banking crisis.
とあって、イタリア、オランダ、カナダ、英国、アメリカでは次の銀行の危機には政府のお金を注入する代わりに、預金者のお金を長い髪からヘアーカットして対応する法律が通っているようです。ニュージーランドもじゃなかったっけ?必要もないのに法律が変わるとは思えないんだけど。。。
金・銀相場の操作を信じるなら、一般の投資家などがフィジカルゴールドを売っている隙に、いままでペーパーゴールド売って操作していたほうが、価格を上げないようにペーパーゴールド売りながらフィジカルを買ってくんだろうなぁというふうに見るでしょうし、長期的な視点で行くと、更に買い足す時ですらあります。一方で、株を信じるなら、短期的には金をうって株買うべき時というものうなずける。QEの継続のアナウンスがあってもさらに下げるんだから全然わからない(泣)。いやー、経済はむずいっす。まあ、これからっす。
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