非道すぎるけど腹抱えてわらったIndian Yoga Retreat Prank。
慈悲なきいたずら電話
面白さが伝わるかどうか全くわからないけど、久しぶりに腹を抱えて大笑いしてしまったので、OwnagePranksというユーチューブチャネルの紹介です。
どこのだれか知らないけど、いろんなレストランにいたずら電話をかけて、そのやり取りをYouTubeにアップロードするという非道な企画です。あまりに非道なので紹介ためらったけど、今回紹介するインド料理店へのイタズラ電話をインド人に見せたらやっぱり腹抱えて悶絶してウケてたのでまあおーけーかな。
チャネル名のOwnagePranksのownageという単語がわからないので検索。http://www.urbandictionary.com/によると
The act or state of perpetrating fierce and unholy domination against another, typically in a videogame setting, resulting in shame and embarassment for the victim and his/her family until the end of time.
という感じで、ownの部分は所有するという意味のownなので、そこからdominationの意味がでてきて、ビデオゲームやネット上での卑劣かつ強行な制圧的行為のことらしい。Prankはイタズラ。つまり「慈悲なきいたずら電話」といったところですか。
This guy is absolutely nuts
たぶんイタズラ主は英語がネイティブスピーカーのアメリカ人だと思うけど、基本的には移民が経営しているレストランが標的。チャイニーズレストランにかけるときはアクセントを変えて中国人のフリをし、インディアンレストランにかけるときはインド人のアクセントでインド人のフリをして会話をする。文法も程度にぐちゃぐちゃにする手の込みよう。とくにインド人のアクセントのまねが上手い。インド人にみせたら上手いといっていたので騙せるレベル。で、中国人・インド人になりきっているので、白人が言ったら人種的中傷になるようなひどいこともどんどん言う。こういう基地外じみた人のことは英語ではnutsといいますが、まさにnutsの定義のような人。
追記) nuts(ナッツ)のとってもばっちりな使用例をダーマ&グレッグにあるのを思い出したので、ちょっと脱線。これもドイツ人のフリをして店の人を困らせていたずらしているんですが、こっちのほうはまだ可愛いですね。3:30くらいまでご覧ください。「Man, you guys are nuts!」というセリフがあります。
Indian Yoga Retreat Prank
会話は全部英語ですが、ご丁寧に字幕をつけているのでアクセントのキツイ英語の聞き取りが苦手でも、分かりやすいです。
まず出だしを要約すると、「3-4ヶ月前に一度来たんだけど、料理がひどかった。でも、インドでヨガをして静養して人生を振り返ってきたところなので、いままで自分の人生で起こった悪い経験を振り返って、それらを寛大に受け入れて二回目のチャンスを与えようと思った。それで、なにが一番悪い経験だったかなぁ・・・と思い巡らせると、このレストランでの食事だったんだよ!でも、たぶん料理がこの2-3ヶ月で改善したんじゃないかとおもって確認の電話をしています。」という感じ。
で、当然、女性店員に電話を切られた後、めげずにかけ直してオーナーの男性とやり取りが始まると、とたんにエスカレートしてくて、5分くらいで罵声の応酬になってくるあたりがもーはらいてー。オーナーさんはきっと普段使わないような慣れない罵倒語をアクセントつきで一生懸命に使って応酬するのが健気というか可愛いというか。
電話切られた後、イタズラ主がちょっと素に戻ってひとりごとを言う時はほんとに同一人物かというくらいアクセントが違うのに注目。
こまかい文法・発音の間違いとかも手が込んでいて、あるいみこの人は才能がある。
gord = good
I wanting to know... = I want to know
What do you tink'z? = What do you think?
インド人の英語ってスペルのまま発音する傾向があって、airportをアーポートっていったり、Targetをタージェットって言ったり、慣れるまで苦労させられたのを思い出す。なのでgoodがグッドじゃなくゴッドになるのもなるほどと思った。3単現のsが変なことででるのもよくある。
後半はゲイの行為の話ばっかりで下品なばっかりでおもしろ半減。それでもチキンティッカマサラの下りは反則。
今回のは店主がヒートアップして負けずにやり返しているので面白いが、電話に出た人が良い人だと面白いというよりはかわいそうになって、全然おもしろくないのでこのチャネルの他のビデオはあまりおすすめできませんでした。おしまい。
インドネタが好きな人は、パロフ・ステラーのIf I had youの記事がおすすめかもしれません。
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