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2014年2月 3日 (月)

「本田は火星人」の例えが不発している件

今日は本の紹介です。

Numberの記事に「本田は火星人」の意味すること。伊紙が指摘する新10番の泣き所。というのが出てまして、その冒頭部分を引用します。

どうやら本田圭佑は、一人だけ遠い宇宙の彼方でプレーしていたらしい。

 ミランは2月1日、ホームで迎えたセリエA22節トリノ戦を1-1で引き分けた。
どうにもこうにも噛み合わなかった本田を翌日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は
“火星人”と評した。

「金星から来たチームメイトと火星から来た本田」

 サッカー選手の寸評であっても、こういうマンチックな表現をさせたらイタリア
の右に出る国はない。

「ロマンチックな表現 」とまとめたのが、元ネタを分かってのことなのかが定かで無いが、たぶん元ネタをわかっていないと思われます。coldsweats01

報知も本田は「火星人」ピッチで孤立し不発イタリア各紙が酷評と、火星人に反応してるけど、なぜ火星人かがわかっていない模様。

ハフィントン・ポストの記事本田圭佑、イタリア独特の表現で酷評される「火星から来た」「髪が目立つだけ」も、

火星と金星という表現はガゼッタのみならず、イタリアでもしばし
使われるレトリックだが、本田がミランのサッカーに融合できず、
ピッチ上で浮いているような状況を意味している。

と、あったりして、随分前から日本人記者には「?」マークが漂っていた模様。

元ネタは世界中でベストセラーになったこちらの本です。

日本での書籍のタイトルは「ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた」ですが、英語版のもともとのタイトルは「Men Are from Mars, Women Are from Venus」です。日本語版タイトルでは 「男は火星から、女は金星からやってきた」の部分が副題みたいになって、カバーでも小さくてあまり強調されてませんね。

世界で5000万部売売り上げたらしいですが、ノルウェイの森が日本で238万部だそうなので、すごい売り上げですね。

こんだけ売れた本なので、本の内容も、このタイトルの喩え自体も世界中で有名になったのでそれに引っ掛けたんですね。知らないのは日本人だけなんです。海外にすむとわかりますが、こういうの多いんですけどね。英語のまま分化を受容できないので、翻訳されないと取り残されるし、訳されるまで時間もかかる。日本人だけ別の惑星に住んでいるように見えます。アメリカでいまやっているドラマ、例えばビックバン・セオリーとか日本人は知っているのだろうか?

本の内容

私は、原著の英語版で読んだので日本版のタイトルみてせっかくの良いタイトルがちょっと勿体無いと思いました。

この本は男女のすれ違いが起こる理由をユーモラスに実例を出しながら説明していく、とてもわかり易い本です。もし国際結婚をしたら、お互いの文化の違いから思わぬすれ違いがあっても驚かないでしょうけども、実は男女の”文化の違い”には、国同士以上の惑星間くらいの違いがあるというのが主題です。

例えば、ストレスに対する反応は男性が育った火星の文化圏では、まずは問題の解決に集中し、できるだけ自分の力で解決し、助けを求めるのは本当に必要なときだけで、相談も自分より能力が上だと認める同僚・上司などに限られるのが普通です。でも、女性が育った金星の文化では問題は周りの人と話し合って困難を共有し、精神的なサポートを得ることがより重視されます。なので、お互いが相手にやって欲しいことをしてあげようとすると、噛み合わずに衝突してしまうわけです。

例えば、女性が職場での愚痴なんかをボーイフレンドにこぼしても、男性は解決策を必死に考え、解決の手助けをしようとするけど、女性の方はまったくそんなのは期待していなくって、ただ聞いてもらってスッキリして、優しい言葉で励ましてもらいたいだけだったりするわけですが、男性にとっては解決策に興味がないことがまったく理解できないし、解決策も示さずに同情だけ示すのは無責任で罪悪感を感じたりし、女性はただ聞いてくれるだけでいいのでとっても簡単なはずなのに男性の方が慎重に受け取りすぎて敬遠したり、なかなか同情を示してくれないのが納得出来なかったりするわけです。

まとめ

というわけで本田のピッチ上でのプレーは意図が周りと噛み合っておらず、周囲のプレーヤーとのコミュニケーションにすれ違いのカップルくらいの深い溝があったという、真剣な本田の努力の空回りを夫婦・カップルにたとえてこき下ろすというユーモアもあるけど結構ひどい辛辣な記事というのが本来の意図ではないでしょうか。 ロマンチックという捉え方は、「イタリア人なので常にデートのこととかを考えているに違いない」的な発想は正解じゃないと思われます。以上。

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