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2014年4月15日 (火)

DropboxPortableAHKが繋がらない模様

Slide31

4月9日にコンドリーザ・ライス氏の取締役就任があって、プライバシーの取り扱いが今後どうなるのかなどいろいろと話題になったDropboxですが、4月11日の金曜あたりから突然DropboxPortableAHKがDropboxのサーバーに繋がらない問題が発生中です。

DropboxPortableAHKはDropboxをUSBのメディアに入れて持ち歩ける便利なウィンドウズのソフトで、長くつかっていました。

開発者のNickさんのブログによると、すべてのユーザーに起こっているらしく、現在Dropboxに原因を問い合わせ中だそうですが、対応が可能な問題かどうかは今のところ不明という感じです。OpenSSLバグ関連の一時的な対応だといいんですが、それにしては長いなぁ。Mashableにあった影響受けたサービスのリストではDropboxも影響を受けたが、対応済みらしいのでおかしい。それにしてもgmailとか影響受けたサービス全部のパスワード変えないといけないのか。大変だ。

とりあえずはWinMergeでもつかってマニュアルで同期しよっかな。当ブログおすすめのportableapps.com版のWinMergeもあります。

原因は?

DropboxPortableAHKはDropboxを起動するラッパーみたいなものでAHKでできていて、本来はポータブルデバイスには置けないはずのDropboxフォルダをUSBのメディアなどのパスへむりくり設定を書き換えた状態でDropboxを起動することでポータブル版のDropboxを実現しています。

DropboxPortableAHKはバージョン1.1.45のDropboxに依存していますが、このバージョン以降はDropboxのデータベースが暗号化されるように仕様が変更されたために、Dropboxフォルダへのパスの設定も暗号化されていて、書き換えるのが困難というのが原因です。

個人的にはおそらくはDropbox側で、OpenSSLの対応にあわせてデータベースが暗号化されていないDropboxバージョン1.1.45へのサポートを打ち切ったのが原因に見えますね。そうだとするとNickさんの方ではどうにも対応できません。

たしかに手元のdbファイルをテキストエディタで開けてみるとemailとかパスの情報とかがあるのがわかります。暗号化されていないバージョンへのサポートを落とすことでユーザーのデータをよりセキュアに守ることになりますので、Dropboxとしてはそうしたいのもわかります。Dropboxがちゃんとポータブル版を出してくれればいいんですが、これもポリシーとして行わないという感じにみえるので期待薄ですね。USBを出先で紛失とかすると大変なのでやるなら自己責任という形の方がいいので、サポート外になっているのだと思います。

先ほどのNickさんのブログについたコメントにスマホに公式版のDropboxをインストールして、USBで職場のパソコンにつないで、スマホのSDカードにパソコンからアクセスするという使い方が紹介されていました。まあ、これでもなんとかなるかもしれませんが、うちの職場はWifiが弱いので、むりかなぁ。

まあ、数日後に状況が明らかになると思いますので、注目です。。。

とうとう、Dropboxからの返事がきたようです。Nickさんのブログによると、

Update (17.04.14): I got a reply from Dropbox today. They said they updated their security and that’s why old Dropbox clients can not connect to their server anymore. This was what was already suspected by many of you. I sent them a reply for any possible solution for newer clients and hope to hear back from them soon.

予想されていたようにセキュリティー向上措置として古いバージョンのDropboxクライエントからのサーバーへの接続を許可しないようにポリシーがかわったことが原因だったようです。一応Nickさんも粘ってポータブル版を可能にする何らかの解決法がないか問い合わせているそうですが、望みは薄いですね。

当方は、下にも書いたようにオープンソースのDropbox代替ソフトであるownCloudを自宅のSynologyのNAS上でPHPサーバーを建ててホストし、さらにSynologyからただでもらえるDDNSサービス用のサブドメインアドレスをつかってインターネット経由でSSL接続して使えるようにしました。USBからownCloudのクライエントを起動して、同期フォルダはもちろんクライエントの設定ファイルもすべてUSB上に残るように設定したので、めでたくDropboxPortableAHKから完全に移行できました。

参考記事: 「オープンソースのDropbox代替サービスownClouldを家のSynology NASでホストしてみた。

Dropboxの代替プロダクトは?パーソナルクラウドへの道

Dropboxは大好きなサービスだったんで寂しいですが、企業に個人のプライバシーをおんぶにだっこというのは、イカンとおもっていたので、いづれにしろDropboxは諦めてパーソナルクラウドの方向を模索しようかなとおもっています。KickstarterのLimaというプロジェクトがあと3ヶ月くらいで製品化する予定ですが、バッカーにもなっているので脱Dropboxということで、いろいろと試してみます。

自分のハードディスクを自宅においてサーバーとなるLimaというデバイスにつなぐだけで、Dropboxみたいなサービスが自分で運用できるという感じのサービスで、容量は自分でハードディスクを買って、増やせるので気にしなくてもよいのが魅力です。セキュリティ的にもたぶんGoogleDriveとかDropboxより自分で出来る部分が増えていいのではと期待しています。

とりあえずはSynologyでWebDAVか

とはいえ、Limaが届くまであと数ヶ月ある。今日は、職場でDropboxがないとほんとにめんどいと気づいた。Dropboxのウェブインターフェイス経由で使ったファイルをマニュアルでアップロードしまくってみたが、PDFしかいじらなかったのでなんとかなったけど、破綻するのは時間の問題。WinMergeもたくさん違うファイルありすぎて確認が大変であまり快適ではなかったし。

前の記事にも書いたように、家ではSynologyのNASがあるので、ポート開放して、インターネット経由でもアクセスできるように設定できるのは知っていたんですが、インターネットのセキュリティーなんて疎いし、ここ数日はOpenSSLの脆弱性の問題でいろんなウェブサービスが停止したりしている最中なので、余計に躊躇するわけです。

しかし、ちょっと調べてみるとSynologyのほうではOpenSSLのバグには対応済みという書き込みがフォーラムにあるようです。対応早っ。セキュリティー的には結構信頼できそうに思えてきた。Synologyは中身はLinuxだし、メンテナンスもまともそうだし、使いこなせるとメールサーバー立てたりとかもできるし、もちろんWebDAVやFTPもできるし、便利なことは間違いない。

というわけで、SynologyでWebDAVをやってみようかな。

Synologyが難しかったらオープンソースのDropbox代替ソフトOwnCloudという手もある。こっちのほうが簡単かもしれない。PHPが走るサーバーが必要らしいので敷居たかいかも。SynologyはPHPサーバーにもなるので、SynologyでownCloud使っている人も結構いるっぽい。追記。導入しました。快適です。「オープンソースのDropbox代替サービスownClouldを家のSynology NASでホストしてみた。

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