Dell XPS 13 (L322X)のCPUファンが異常にうるさい件が解決。
去年、古いラップトップを置き換えようと、DellのXPS 13(2013年板)を購入しました。USキーボードが欲しかったので米eBayから個人輸入です。
とおもったら今、amazonに並行輸入品を見つけてしまった。慣れると英語キーボードはShiftとか押す回数が減って英語やプログラム書くときにとてもいい。
DellのXPS 13は、当方も発表を聞いて「初心者でもUbuntuをまともに使えるウルトラブックだ!」と歓喜して、当ブログでも紹介したことがあります。以前の紹介記事はこちら:
XPS 13 developper edition来た。デルからUbuntu仕様のウルトラブック!
DellからフルHDになったXPS 13 ”Sputnik 2”が北米ヨーロッパで発売。
しかし、ウィンドウズ初回起動のまっさらな状態から一分でCPUのファンが回り始めて、これが故障したのかと思うくらいうるさいので非常に残念に思い、インターネットを検索してみると、DELLのフォーラム にあるとおり、沢山のユーザーが同様の不満を書き込んでいます。
このスレッドは2012年の書き込みで、BIOSを最新にしろだなのA01に戻せだの、バックグラウンドのプロセスを終了してみろだのいってますが、これでは解決しないのをわかっていていってるのだと思います。これはだれかが集団訴訟するまで知らんぷりでいくことをDELLが決心していると見えます。
私のマシンは2014年の1月に購入したリファーブリッシュのものですが、リファーブリッシュなので一応新品同様の状態に修理、点検をされたはずです。BIOSもCPU温度とファンの回転数の対応テーブルが改善された新しいものが入っていたので、CPUファンの初期不良としか思えないのですが、eBayで買ったためにオーナートランスファーをする必要があり、これがアメリカのDellに申請してから9ヶ月かかりまして、、一年の保証期間ギリギリになんとか修理できて、目の前で新品のCPUファンをつけてもらいました。
多少ましになったかもしれませんが、静かな部屋で使うとはやり非常に不快なノイズが発生して、同じ部屋にいる人が振り向いてしまうくらいはまだうるさいです。
Ubuntuで使っていてもノイズはあるので、ソフトウェアの問題じゃないと思われ、きっとCPUファンの正規品がチープなのでしょう。
Ubuntuがプリインストールでも買えますが、当方はウィンドウズ7がインストールされているものを買いました。さすがにUbuntuのインストールもスムーズで、起動も早く、スリーブモードからの復帰にも問題なく、WifiもBluetoothもタッチパネルもなにもドライバーの不具合なく使っているので、CPU冷却ファンさえまともなら大満足な出来栄えなのに本当にもったいない。
どうにかならないものかと思い更にインターネットを検索してみると、ライフハッカーにこんな記事があり、
そこからリンクされているこの記事にはCPUファンの軸受けの部分にミシンオイルを充填してやることで、ノイズを軽減する方法が書かれています。ミシンオイルは速い動きをする金属部品に最適なように調合されているので、CPUファンのオイルとしては最適らしいです。
とはいっても、当方のCPUファンは新品のはずなのでオイルが足りなくなっているとは思えないんですが、まあ300-400円で買えるならやってみるのも楽しそうかな。
もしくは同様のCPUファンでもっとまともなのに付け替えるのもありかな。これはCPUを焼く危険もあるので、最終手段ですが。
いま入っているのはこれのはず。
では、ミシンオイルを買いに出かけます。
追記)買ってきた。400円くらいだった。
さて、XPSを裏ぶたをあけるにはトルクスレンチのT4が要ります。六角星型のねじ頭したやつですね。
このビデオを見ながら、蓋を開けました。
で、F12を押しながら起動して、dell diagnostics(診断モード)にいって、CPUファンを回してみると全然音がうるさくない。ここではフル回転するはずなので、ここでうるさくないということは原因は別にあるということ。蓋を占めた状態じゃないとノイズが再現しないようだ。
目の前で修理してもらった時も、dell diagnosticsでノイズがでてないか確認していたが、そのときもノイズがましだったので期待して家に持って帰ったら同じノイズがしたので、変だなぁとおもっていたんだけども、どうやらもっと複合的な状態でのみ起こるノイズらしい。
で、蓋をネジを閉めない状態で、蓋をもどして、Youtubeを見ながらノイズが来るのを待っていて気付いたんだけど、ノイズは裏ぶたが多少押された状態になると発生し易いようだ。以前はまるで触れていないときにも発生していたので、辻褄が合わないが、今の状態では裏ぶたを軽く押すとノイズが発生する。なんか不安定なものが関与している。
で、再びあけてみて、よく中を見てみると・・・。
あれ?なんかシールが剥がれかかっている・・・。これ、CPUファンにやたら近いぞ。これが回転しているファンにあたったらうるさいだろう。
とってみる。
蓋閉める。
起動する。
CPUの温度が60度を超えて、普段ならうるさい状態で、蓋を押してみる。
ノイズが起こらない・・・。
さっきのビデオをよく見てみると、
あぁ!同じ位置にシールが貼ってある!
つまり、あの位置にシールを貼るのは設計段階で決まっていることで、全機体にシールがあの位置に貼ってある。
CPUファンの真上なので、風が吹き、シールが乾きやすい。
乾いて剥がれてきてファンにあたって、ノイズが発生する。
ユーザーが怒りの書き込み。
という流れが起こっていいた模様。アホだなDELL・・・。
結局ミシンオイルの出番はなく、問題解決。まじか。まったく拍子抜けした。でも嬉しい。
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