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2019年12月 7日 (土)

トランプが何やってるか説明する時期が北 その2

昨日半分程度翻訳した「トランプが何やってるか説明する時期が北 その1」の続きをやっていきます。

 


世紀のウソ

大統領は軍の最高司令官であるのにも関わらず、米軍はCIAやNATOから直接命令を受けて動いているので、トランプは米軍をなにもコントロールすることができません。ディープステートとはワシントンとペンタゴンに居座る自分たちの意向にしか従わない政府高官達のことです。もし大統領は軍の最高司令官だと思うなら、なぜトランプがシリアやアフガニスタンから撤退しろと命令するたびに軍は無視したり増援したりするのか説明してください。この記事の執筆時には米軍とNATO軍はクルド人地区から引き上げイラクへと到達し、より武装強化してシリアの石油パイプラインへと舞い戻りました。トランプはまだまだディープステートの掃除をしなければペンタゴンが言うことを聞くようにはならないでしょう。トランプは激怒して軍が言うことを聞かない!と抗議するべきではありますが、これは危険です。なぜなら4億人の銃で武装した市民がディープステート・軍産複合体が政府の上に居座って自分の利益を追求していると知ったら内戦が勃発しかねないからです。そして民主主義とは一体何なのか?と人々は質問することになるでしょう。全体主義から人々の独立を守るのが銃なのです。

一世記以上ものあいだアメリカ軍やそのスパイ機関(CIA)がどれほど苦労して偽旗作戦を遂行してきたかを考える必要があります。その苦労によって民主主義の促進の名の下、人道の名の下、地球環境の名の下に彼らの国家介入が美しく正当化されるのです。1898年にはアメリカ海軍は自軍の戦艦メイン号を爆破することで米西戦争(スペインとの戦争)へと突入する口実を作り、1915年にはルシタニア号事件で第一次世界大戦へと参戦する。1941年には日本を追い詰めて真珠湾攻撃へと誘導し、10日前に攻撃計画を傍受しながらハワイ基地へは通達しなかった。北ベトナムのトンキン湾事件ではベトナム軍の哨戒艇が攻撃してきたことを口実にベトナムへ上陸する口実を作った。1991年にはイラク軍が介護施設を破壊していたと捏造し、クエートに侵攻した。2003年には大量破壊兵器をでっち上げてイラクに侵攻、1789年以来のアメリカ合衆国憲法修正条項を反故にするため911テロを演出してアフガニスタンへと侵攻、テロに対する宣戦布告を行った。このような偽りの美徳の仮面は、アメリカ市民の意見を統制するために必要であり、市民には自分達が正義の味方で民主主義の伝道師であると信じていてもらう必要があるのである。

撤退したはずのアメリカ軍がシリアに再侵入していると知った時、トランプはどのように反応しまたでしょう?トランプは全てのインタビューで繰り返し繰り返し「我々はシリアの油田を保護化に置いた。」と述べ、さらには「エクソン・モービルを送ってシリアの石油を管理してもらうのもいいんじゃないか?」とまで言っている。ネオコンやシオニストや銀行家たちはよだれを出して狂喜したが、世界の人々は憤慨した。怒った人々はトランプは副作用だけを求めてあえて口に苦い良薬を飲み込んでいるのを理解しないからなのだ。この薬の箱には小さな文字で但し書きが書いてある。「この薬は世界各地やアメリカ本土で憤慨した人々からの非難によってアメリカ軍やNATO軍を撤退させ得る副作用があります。」トランプは世間の注目を集めることでNATO軍がシリアに留まることが非常に難しい状況を作ったのだ。明らかに政治的に間違った石油利権丸出しの発言を丹念に繰り返しバッシングを受ける不可思議な姿をみれば、彼の真意が見えて来るでしょう。トランプは百年積み上げた西側諸国の偽りの美徳を一言で暴いてしまったのです。

トランプは歴史的特異点

トランプはアメリカ歴代大統領の内で、国民のために働こうとした4人目の大統領です。他の41の大統領は単に税金をあちこちに廻して、結果一部の私的銀行へと迂回するのが仕事でした。一人目の大統領はアンドリュー・ジャクソンで、彼はロンドン金融センターやロスチャイルドを名指しで非難して第二合衆国銀行を閉鎖したために射殺されました。そして次はアブラハム・リンカーンで、彼はロスチャイルドからの24%の利息での融資を断り、兵士への給与を支払うためにグリーンバックという国家発行の新紙幣を発行した後に殺害された。そしてジョン・ケネディは銀行と軍産複合体の利益構造に手を付けて暗殺された。そして現在、ドナルド・トランプが「権力を人々に取り戻す」というスローガンで現れたのである。

多くのビジネスマン同様にトランプは銀行がもつ強すぎる経済への影響力のため、大の銀行嫌いである。ヘンリー・フォードの唯一の著作「国際ユダヤ人」を一読すればフォードがどのくらい国際銀行家を嫌っていたかよく分かるでしょう。トランプの事業も「晴れの日には傘を貸して、雨の日には取り上げる」銀行によって苦しめられたのです。私企業である国際銀行がほぼ全ての国々の中央銀行を影から支配して、紙幣の創造から利率のコントロールまでに多大な影響力を持つことは、短命な任期しかない政治家の権力を遥かに超えます。2000年までに彼ら国際銀行家たちはあとちょっとで地球征服達成の夢が叶うところまで到達しました。しかし、2つほどの障壁が残りました:プーチン大統領と4億丁の銃で武装したアメリカ市民です。そこへオレンジ色の顔をしたドナルドの登場です。これが250年も続いた銀行家の世界支配から人々を救う最後のパズルのピースなのです。

トランプの交渉術と戦略

トランプは就任間もなくはナイーブで直接的なやり方を試している。まずはマイケル・フリンやスティーブ・バノンなど支配層に反対する人物を側近に添えて、同盟国の全てに難癖をつけ、関税を引き上げつつ、2017年と2018年のG7会議では同盟国を直接侮辱している。世論の反応は凄まじく、ロシア疑惑はこの反グローバル主義に諸凸盲信する危険な大統領を止める唯一の方法なんじゃないかと思えたほどだ。予想できるように、直接的なアプローチはうまく行かず、フリンやバノンは取り除かれ、トランプは透明性を保った方法ではにっちもさっちも行かないことを痛感する。トランプは権力にとどまり生き長らえつつも、地球上でもっとも危険な人たちを無力化する方法を探し出さなければならない。頭を使う時だ。

これがトランプの稀有な才能が世界にお披露目になる瞬間である。トランプは戦略と方法を大転換して、素人くさい決定や馬鹿げた提案をツイートしまくるようになった。表明的にはとんでもなく危険で馬鹿馬鹿しい発言ではあるが、トランプはこれらの表現をそのままの意味では使用していない。その代わりに、発言が触れ回る間に自然に起こる人々の気付きという二次的効果だけを期待しているのだ。トランプは人々が自分を馬鹿だと信じ込むことには意に介せずであり、二次的効果がもたらす結果だけを欲していた。ツイッターではピエロ役を演じたり、素人のフリをしたり、狂信的に振る舞ったり、単に馬鹿を演じたり、知らんぷりを決め込んでいる。トランプは意図的に政治的に不適切な発言をすることでアメリカの醜悪な面に人々の注意を向けているのだ。

この新しいアプローチの最初のテストはNATOによる北朝鮮の侵略を止めることであった。トランプは金正恩をツイッターでロケットマンと煽って、北朝鮮を核攻撃して更地にしてやろうと脅した。トランプはこのような政治的に明らかに不適切な発言をこれでもかと繰り返し、人々が「ああ、こういう独断的な理由で他国を侵略するのって悪いことなんだ」と腑に落ちるまで数週間吠え続けた。しかし、この副作用でNATOが身動きとれなくなった。そしてトランプはロケットマンに会いに行く。公園を仲良く談笑して歩いて新しい友好関係の始まりを印象づける映像をお届けしつつ、お互いとくに交渉することもないので実質的な交渉の成果もないのにお互い満足して帰った。多くの人が、これはノーベル平和賞に値するのではないかと考えているが、それはノーベル平和賞はキッシンジャーやオバマのような戦争犯罪人に授与されるものだということを知らないのだ。

そうしている間にベネズエラ情勢がおかしくなる。トランプは彼得意の戦術を一歩進めて洗練させ、誰も自由な独立国家の侵略を支持することが不可能なように反面教師を演じて世論を誘導する。トランプはネオコンの中でも最悪なエリオット・アブラムス(80年台にイラン・コントラ事件で偽証罪になった)と戦争仕掛け人である悪名高きジョン・ボルトンを担当に据える。さらにトランプは明らかに頭の悪そうな操り人形であるのが明らかであるフアン・グアイドをベネズエラの大統領として勝手に認識する。そして、トランプはベネズエラを瓦礫にすると脅してみせ、全世界があまりにおぞましいトランプの外交方針に呆気にとられる間にブラジルとコロンビアは軍を引き上げてベネズエラに介入する気は全く無いと言わせることに成功する。このトランプの粗治療は40の衛星国がアホを晒してグアイドを支持してしまうというコメディーを残して早々と立ち去る。トランプにとってベネズエラにはチェックリストに済マークつけて、リストの次の事項に進む時だ。

そしてイスラエルへの思わぬ2つの贈り物を献上が来る。エルサレムを首都と認め、さらにはゴラン高原の支配権を承認したのである。ネタニヤフ首相はあまり頭の切れが良くないようで単純に喜びはねた。そして全世界がトランプをシオニストだと批判した。しかし、二次的効果はいつも中の悪い中東諸国が反イスラエルで団結したのだ。歴史的に友好関係であるサウジアラビアですらイスラエルを公に批判するほどである。トランプの2つの贈り物は、結局イスラエルの背中をグサッと刺したのである。しかもNATOは中東に居づらい状況になっており、撤退が近いために、イスラエルの将来はあまり輝かしくはないのである。

現実が浸透するにつれて

これだけではない。トランプはNATOや米軍をコントロール手段がなく、打てる手は限られている。トランプがロシア、トルコ、中国、イラン、ベネズエラなどの国々に経済制裁を課しているのは一見すると手厳しいようではあるが、実際の効果としては米ドルによって国家を従属させる目的で作られたスイフト経済システム(Swift)の枠組みから押しのけてしまっており、これらの国々は米ドル支配の構造からすり抜け始めている。ロシア、中国、インドは米ドルを介さずに互いの国の貨幣を通じて国際取引する枠組みを構築することを強要されている状況なのだ。世界の両極化はもはや公然の周知であり次の経済制裁を通じてより多くの国々を米ドル支配から開放するだろう。これによってヨーロッパでは大手銀行が破産するだろう。

トランプがいる政治的な竜巻の中でも、トランプは独特の子供じみた傲慢さをもったユーモアを披露する余裕を見せる。バグダディが殺害される瞬間を見守る特別対策本部のトランプの様子は明らかに作り物であり、ビン・ラディンの殺害シーンを見守るオバマとヒラリーを揶揄するためのものだ。トランプは彼が入れるはずもない場所で、クソ真面目な顔つきの将軍達と膝を突き合わせた特別対策本部でわざとらしく写真をとってみせてオバマ・ヒラリーを笑っているのだ。さらにトランプは偽物のISISリーダーを見破るのに犬がバンツの匂いを嗅いで判定した様子を真面目に詳細を語るというジョークも付け加えている。さて、これでトランプが何者かわかっていただけたところで、皆さんはこれからのショーを楽しむことができるようになったことでしょう。

「我々はシリアの石油施設を確保した。」この短い発言でトランプは80年前に「戦争とは組織犯罪である」を著して世界を揺るがしたスメドレー・バルター将軍と肩を並べたと言っていいでしょう。石油利権を掠め取るのは民主主義や正義の促進ほどは美徳のある行為とは言えません。驚くことに911の真相の科学的な詳細や気候変動問題の欺瞞に詳しい独立系ジャーナリストやアルタネイティブ系の分析家ですらトランプについてはまるで頓珍漢な認識をもっているのには驚かされます。この三年間、主要メディアはトランプは精神的に問題があるとほぼ地球上の全員を確信させたかのようです。

まだトランプの使命を疑っているのなら、質問です。アメリカの明らかな帝国主義傾向は単なる偶然で説明できることでしょうか?まだロシア疑惑が原因でCIAやFBIやメディアや議会、連邦準備制度理事会、民主党と一部の共和党員がトランプを弾劾しようと頑張っているとお思いですか?メディアのメッセージの真逆が真実であることが世の中往々にしてあるものです。トランプは大統領執務室に足を踏み入れた男のなかで、もっとも気概がある人かもしれません。そして、もっとも野心的でポリティカル・コレクトネスに欠ける大統領であることは間違いありません。

結論

2020年から2024年にかけて世界は大きく変わるでしょう。トランプの任期の終了は面白いことにプーチン大統領の任期とも重なります。こんな偶然はまたとないでしょうし、この二人はいまやらなければ二度とチャンスがないことも百も承知なのです。二人は協力してNATOとSwift制度を終結させ、ヨーロッパ連合を瓦解する必要があります。テロリズムや気候変動問題は問題の火付け役とともに消え去るでしょう。トランプはCIAとペンタゴンの沼を干からばせ、連邦準備制度理事会を手中に収める必要があります。習近平とナレンドラ・モディ印首相とともに私企業世界銀行家に借金を一セントですら返済しないことで世界経済システムのリセットを起こし、自国の貨幣制度へと移行することで旧銀行はドミノのように瓦解するでしょう。オバマのような税金で銀行を助けるような操り人形はもうたくさんです。これが達成されたらば、夢のような平和と繁栄が世界を待っていることでしょう。我々の血税は軍の拡大や利子の返済ではなく、国の発展に使用されるようになることでしょう。

ここまで読んでまだトランプが理解できないのなら、あなたは無理です。あなたはもう真実を覆い隠す絨毯が剥ぎ取られていることに気づけない馬鹿で、トルドーやマクロン、グアイドとかのような支配層に便利な道具に過ぎないというわけです。


 

という訳でちょっと長いですが、なかなか説得力もあって程よく歴史をなぞってわかりやすい分析と思います。Qアノンとかはまったく無視しているあたりが新鮮ですが、陰謀論を出来るだけ廃して一般人にも受け入れられるような分析というのは需要あると思いますし、なんか田中宇さんっぽいスタイルですね。

私としても大筋同意なんですが、私はロッド・ローゼンスタインが黒幕だと思っているし、たぶんジェームス・コミーすら早々に寝返ったか二重スパイ状態でQに協力していたと見ているし、そうじゃないと流石にトランプ一人ではこんなにうまくことが運ばないと思うのですね。軍もトランプがアフガニスタンやイラクに電撃訪問したときの様子からしても大部分はQとともに統率できていると思うし、この辺は意見が割れる。軍の支持あってのトランプでしょう。

ジェームス・コミーいなかったらトランプ大統領は誕生していなかったはず。彼が投票直前にヒラリーの私的メールサーバーの再調査を発表してなかったらヒラリー大統領だった。

 

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