カテゴリー「kickstarter」の5件の記事

2015年9月28日 (月)

自分のHDDで容量無制限なクラウドストレージLimaを試してみた。

Dropboxは便利だけど容量がたりない!Limaは自宅であまったUSBのHDDをDropboxに変えてしまうデバイスです。米アマゾンで一万二千円くらいで、Limaデバイスを買ったら、容量は自分でもっているHDD次第な一生使えるパーソナルクラウドが手に入ります。果たしてその使い勝手は?日本では使っている人はまずいないのではないか?ということで、本Blogの人柱魂で一ヶ月使ってみた感想を書いてみようと思います。

以下の長い前置きはほぼ愚痴なのでレビューへすっ飛ぶ方はこちらをクリックしてください。

なが~い前置き。

もう二年前の話ですが、KickstarterプロジェクトのLimaというパーソナルクラウドストレージのBackerになりました。Kickstarterのキャンペーンを2013年の7月に開始したときは”PLUG”という名前でしたが、登録商標の関係で8月にLimaに改名し、順調に資金を集めて、ストレッチゴールを4回くらいして当初よりも多くの資金を集めて、9月8日にプロジェクトが正式に成立。なんとワンミリオンダラー(一億円)を超える1.2ミリオンの資金を得ます。

Lima_backer

スクリーンショットにあるように当初の製品発送の予定は8ヶ月後の2014年の4月でした。

Lima_start

ただミリオンダラーの資金で逆に規模が大きくなり過ぎたことで、当初の計画を変更する判断をします。当初はPythonで作ったプロトタイプのまま、HDDにつなげる専用デバイス(Lima)だけ制作して数百人程度であろうBackerにそのまま発送する計画でしたが、一億円もあれば優秀なプログラマーを数人雇ってC言語で同じソフトをちゃんと作り直すことができます。それでパフォーマンスが改善されたDropboxなどとちゃんと競争できるような一流の製品にしてしまおうということです。Limaデバイスは小さいですし、CPUがひ弱なのでPythonではパフォーマンスがきついのはしょうが無いです。また注文がたくさん入ってしまったので少数のベータテスト用みたいな感覚では行けない状況になっちゃたわけです。

これは、考えとしては割とまともで、Pythonでプロトタイプつくって仕様を固めてテストもしっかりとしてあるなら、C言語で作り直すのは多少時間がかかってもまあ問題なくできるはずです。しかし、実際はプロトタイプでのテストが不十分(クロスプラットフォームにしたので特にMacでのテストが不十分、さらに社長がフランス人で開発者はドイツ人メインなのでアスキーコードで十分な人たちだったためUnicode関連の多言語サポートのテストが不十分)だったようで、結局バグとりに延々と時間を費やし、なんとか少人数のベータ版のテストにこぎつけたのが2014年の終わりくらい(ここでユニコードなどのバグ発覚)。そして2015年の7月になって、ようやくすべてのBackerにパブリックベータ版の製品(Pioneer kit)の発送を始め、私はようやっと2015年9月になってLimaを手にしました。

当初の予定ではファイルシステムとしての機能を持つことで、クラウドにあるファイルがローカルにあるような使い心地を目指していて、例えばケータイに1TBのHDDがついたような使い勝手になるようなのを目指していたらしい。現時点で発送になったバージョンはベータテスト用で機能が制限されているため、ほぼDropboxと同じようなサービスです。それでもLimaサーバーが自宅にある強みとして、自宅のLAN環境でのストリーミングやファイルシェアには高速なパフォーマンスが期待できるんですね。(Dropboxも同一LAN内のデバイスの同期にLAN接続を使ったりするオプション設定があります。)

キャンペーン始めてから丸二年。あまりの遅さからKickstarterのコメントには毎日のように呪いのコメントがつき、泥棒・詐欺、金返せとず~~~っと荒れておりました。それでもめげずに製品(というかまだベータ版)を世に送り出した精神力は偉いかもしれません。

当方もさすがに待ちきれずにDropboxに変わるサービスを色々と物色し、Dropbox Portable AHKからOwncloudを自宅のSynologyのNASで試して断念し、今はSynologyでTeamDriveパーソナルサーバーを運用して満足しているので、いまさらLimaは要らない状況になってしまいました。Tech系のKickstarterプロジェクトの宿命とはいえ、2年以上も待つとは思いませんでした。さすがに文句も言いたくなります。おせーーー。

とは言え、Limaでは一応自分で用意したHDDで使うことを前提にしているので容量が大きな用途(mp3やビデオ)などでもパフォーマンスが期待できるかもしれません。Owncloudを自宅のSynologyで試した結果、容量を増やしてファイルの数が増えるとMySQLデータベースのパフォーマンスが落ちていき、10GBを超える辺りから使い物にならない遅さになるという経験をしたので、パフォーマンスがかなり大事だということを知りました。まあ、Owncloudはオープンソースでフリーなのはいいんですが、高級言語のPHPでできていてるため、非力なSynologyのNASではメモリが少なすぎるし、CPUもしょぼいので荷が重いのは仕方がない。

一方、TeamDriveはC言語でバイナリーのサイズもものすごくコンパクト、同じSynologyのサーバーで動かしても、Owncloudに比べて段違いに速いです。ライセンスの関係で10GB以上は試していないですが、Owncloudは10GBでアップアップし始めていたのに比べ、TeamDriveは10GBに近づいてもまだまだサクサク動きます。

長い前置(愚痴)はさておき、Limaに100GB近く入れて試したレビューを以下どうぞ。

Limaの設置、ソフトウェアのインストール

ユーザーがアップロードしたLima開封の様子のビデオです。

Hdd1024x5591

まずは自前のUSBのハードディスクをLimaにつなぎ、LANケーブルをWi-Fiルーターに接続、あとは電源ケーブルをつなぐだけ。簡単ですね。

その後、https://install.meetlima.com/へ行き、クライエントソフトをPCにインストールします。

スクリーンの指示に従ってLimaのアカウントを設定します。特にユーザーからの情報なしで次へ次へで、このクライエントソフトウェアがいろいろな設定(ポートフォワーディングなど)を勝手ににやってくれるようです。Limaデバイスとの通信自体はP2Pなはずですが、おそらくLimaのセントラルサーバーがダイナミックDNSみたいに機能して、クライエント端末から一定でIPとかポート番号とかを通信していると思います(未確認)。

インストールの途中、ケータイのアプリのダウンロードを促されSMSでダウンロード先が送られるはずが、なんか失敗。インストール終了後にLimaのソフトから再設定としてもダメで、結局Androidケータイからhttps://install.meetlima.com/へ行ってインストールできたので、まあ問題なし。

Lima使い勝手

すごいと思ったのは大量のビデオをLimaのフォルダに入れた途端、他のデバイスからそれらのファイルが認識される点。Dropboxだとアップロードが終わるまでは他の端末からは見えないので、スピード感がある。

もちろん、実際に他の端末からビデオを見ようとするとダウンロードが始まるので、ファイルのインデックス作成を優先しているだけ。ソースになるデバイスがオンラインな限り後追いでLimaデバイスにアップロードされるが、Limaデバイスにファイルがまだ存在してない場合はソースの端末とリクエストした端末がP2Pで直接ファイルをやりとりするようで、とにかくストレスが少なくスピーディーな印象。Torrentsみたいな原理らしい。

あとは自宅にHDDがあるというのが安心感がある。クラウドサービスというとサーバーは手の届かないところで管理されている訳で、色々とサービスの提供元を信頼する必要があるし、サーバーの管理コストをユーザーが負担しないといけない。LimaはLimaのサーバーには決してデータは行かないので彼らの方ではストレージサーバーの管理をしないくていいので運営費は安いというなかなかいいアイデア。でもユーザーながら収益化はどうするのか心配になってしまう。二人いる社長のうちの一人、フランス人のSéverinさんは高齢者にパソコン操作を教える事業をしたり、手足の使えない人用のデバイスを開発してたりするらしいので、ビジネスというより慈善事業的な感覚なのかもしれない。

前書きにもちょっと書いたけど、自宅にLimaがあるということは、家にいるときはインターネット経由の必要がないので、自宅のLANネットワークのスピードの高速なメディアサーバー状態になります。SynologyとかNASを買って設置するよりも簡単だし、ケータイやタブレットから使うときのUIのデザイン・機能もLimaのほうがSynologyよりも洗練されていると思います。(追記: メディアサーバーとして同一Wi-Fiネットワークからmp3をストリーミングしてみると、う~むたまにとぎれとぎれになるので気持よく音楽聴くには多少辛いです。ローカルにコピーを置くこともできるのでそうすればもちろん問題ないですが、基本はサーバーにあるファイルがネットワークドライブの用な感じでマウントされているのでいつも通信が必要になります。)

今使っているTeamDriveも自宅サーバが置けて、しかもクライエントサイドで暗号化するので非常にセキュア。Limaは暗号化のタイミングがいつなのか調べなければ。追記、スペックのページにMilitary-grade AES, 256-bit end-to-endと書いてあるので、Limaもクライエントサイドで暗号化するようです。これはプラス。

今のところは93GBほど入れているが快適。なかなか使える。少なくともOwnCloudよりは絶対いいし、Dropboxよりもスピード感がある。容量も圧倒的にお得。公式のテストでは一台のLimaで7TBまで大丈夫だったらしい。これはすごい。私は500GBのHDDをつなげているが、あっという間に初期化完了して使いはじめることができた。Androidのケータイやタブレット、iPhoneなどからも使えるし、割りといいサービスと言えそうです。

OwncloudはケータイのAppが死ぬほど遅くて使いものにならなかったのに比べLimaのAppはとても軽快でフォルダ間の移動などサクサクで、ちゃんと使えました。一度使ったファイルはローカルに残すこともできる。出先からビデオをストリームしたら、再生まで10秒位かかりましたが、一度再生が始まるとなかなか軽快に再生していました。

出先からしばらく使っていなかったラップトップPCで同じビデオを見ようとしたらファイルが見えなかったので、PCを再起動したら全部見えるようになった。今のところはソフトがベータなのでちょっと安定性に欠けますね。TeamDrive 3はその点非常に安定しています。

149ドルでデバイスを買ったらあとはHDD以外は全くタダなので、Dropbox Proの年間99ドルで1000GBとくらべてもお得だし、現在使っているTeamDriveのサブスクリプションの年間25.2ユーロで10GBとくらべてもお得感がある。まあ、GoogleDriveならただで15GBなのでコスト的にはGoogleDriveが最強ですが、諸々の事情(Portable版があるかないか、自宅サーバ可能か?)でDropboxとGoogleDriveは個人的には候補から消えています。大抵の人はDropboxとGoogleDriveで間に合うでしょうけども。

お値段は私の場合はKickstarterのバッカー特典で79ドルでした。そのうち10ドルはアメリカからの送料だったので69ドル。定価は149ドルですが、今のところ50ドルのクーポンがアマゾンにあるようなので99ドル(1万二千円)ですね。つまり、Dropbox Proの一年分の費用99ドルで容量無制限なパーソナルクラウドを簡単に構築できるわけですね。サブスクリプションもないので、維持費は自宅の電気代とインターネット代程度です。

とっても待たされたKickstarterプロジェクトなので辛口レビューになるかと思いきや、割りと良かったというかかなりいいんじゃないでしょうかLima。Dropboxの代わりとしては十分だし、コストも魅力的。

ちょっと試したところ、AppData\Roamingにあるソフト本体をコピーして、ポータブル版として無理矢理使おうとしてもインストーラーを走らせてちゃんと設定していないPCでは使えなかったので自力でポータブル化は無理っぽいのが悲しい。そもそもLimaはドライブをマウントするのでポータブル版へのハードルは高い。私の特殊な用途(外付けUSBハードディスクからにポータブル版のクライエントソフトを起動して自宅サーバへ同期する)にはLimaは不向きで、TeamDriveを置き換えるまでには行きませんでした。でも、ランニングコストが安いDropboxの代替サービスとしては魅力的と思います。15GB以上同期したいファイルがある場合Google DriveやDropboxよりもLimaがいいかもしれません。

気になる方は米アマゾンから個人輸入して見てはいかがでしょうか?

米アマゾンへのリンクはこちら:Lima Smart & Private Cloud Device for Mac, PC, Smartphone and Tablet, Blue

ちなみにアマゾンに付いている多数の1スターレビューはKickstarterのバッカーになった人たちの呪いの言葉ですので、あまり気にしないほうがいいかと思います。Kickstarterのバッカーは契約上返金を迫れないんですが、それを理解しないでバッカーになって2年待っている間にフォースの暗黒面に落ちた人たちがたくさんいるのでアマゾンのレビューも荒れているのです。まあ気持ちはわかります。私も呪ってやりたい気分でしたから。

たしかにコメントにあるようにテクニカルサポートは遅いのかもしれませんが私は知りません。私の場合、受け取った製品が初期不良というかアメリカからの配達中に大破したので文句を言ったらあっさりタダで交換に成りました。ただし、Limaが外注委託した配送会社がミスを重ねて、交換が遅れに遅れました。でもLimaのロジスティクス担当のドイツ人スタッフはフレンドリーで英語もうまいし、レスポンスも早かったです。

私の場合、上記のようにインストールは簡単で躓いたりしませんでしたし、デバイスも安定して動いていますので、テクニカルサポートのお世話にはきっとならないでしょう。

スクリーンショットも保存してあるのでもし需要があればインストール手順など記事にするかもしれません。

2015年6月 9日 (火)

moky:キーボード全面がそのままタッチパッドになる小型Bluetoothキーボードのデザインが素晴らしい件


「これは欲しい!」とかなり物欲が刺激されたINDIEGOGOのプロジェクトmokyの紹介です。TechCrunch日本語版でも紹介されています。

ビデオ見てもらえばわかりますが、赤外線レーザーでキーボード全面を走査することで指の位置を検知し、タッチパッドの機能を実現した省スペースなBluetoothキーボード兼タッチパッドです。

キーボードとタッチパッドは同時に使われることがほぼないという観察データから本製品を開発したそうで、スペースバーのさらに下のオレンジの部分中央のエリアを押している間にタッチパッドの機能が使えるようですね。なのでタイピング中にタッチパッド機能が誤作動ということもなさそうです。

二本指を立て、上下になぞってスクロールしたり、つまんで拡大縮小したりというマルチタッチの機能もサポートしています。クリックもその場でタップでできるようです。なんか何にも触れずにカーソルを動かすのがテルミンっぽいですね。なかなかなれると手放せなそうな感じがします。正直キーボードはすでに予備もあるくらいでいらないんですが、「使ってみたい」とかもっというと「使っているところを見てもらいたい」というくらい製品の魅力を高めるとアップルみたいに箔がついて眠っていた需要を掘り起こせますがそんな感じに思います。

動画の手の大きさから察するに大体横幅は24cmくらい、縦幅は12.3cmくらいと思います。私の手元のワイアレスキーボードのテンキーを除く左SHIFTキーから右カーソルまでの幅が35cm程度なので、キーの間隔が19mmフルピッチの2/3程度つまり13mmピッチくらいでしょうか。かなりコンパクトで持ち運びも良さそうですし、なによりアルミ製のボディーがかっこいいですね。

バッテリーもBluetooth4を採用することで3ヶ月もつと謳っています。PCはもちろんAndroidでも使えるそうですが、iOSではマウスサポートがないためにiPhoneなどでは今のところ使えないということです。

mokyを開発したのは韓国・ソウルをベースにするinnopressoという会社だそうで、CEOのEnyoung Choさんは元LG Electronicsのソフトウェアエンジニアを長く勤めて、著作権関連の専門家でもあるそうです。ビデオでもシャイそうな社長自ら「moky is simple and awesome... just like you!」と英語でメッセージを送っているのがほほえましいですが、プロモーションもポジティブなメッセージいっぱいでアメリカ人受けしそうで、なかなか国際感覚があっていいですね。

資金調達も目的金額をすでに超えているようですが、執筆時であと30日ほど残っているのでいち早く欲しい人はバッカー(INDIEGOGOではバッカーじゃなくファンダーというみたい)になってみてはいかがでしょう。執筆時では送料込みで69ドルのプランが残っています。発売予定は今年10月。プロモがちょっとよすぎる気もするので、ちゃんと製品化されるのかとか、KickStarterじゃなくてINDIEGOGOというのが多少気にはなりますね。素人の集まりではなく経験のあるエンジニアがCEOのようなので大丈夫とは思いますが。




2013年10月17日 (木)

Brown Dog Gadgetsの携帯・タブレット用USBソーラーパネルを使ってみた。

Kickstarterプロジェクト:Folding USB Solar Cell

2013年5月2日にめでたく目標資金の調達を完了したFolding USB Solar CellというKickstarterプロジェクトのバッカーになってたのですが、ようやく9月初めに届きました。久しぶりに当ブログの原点である人柱情報ということで使用感をちょっとレポします。

Solar

Solar_backside

基本的には携帯とかiPad、AndroidタブレットなどUSBコネクタ経由で5Vで充電するデバイス用の太陽電池で、3つあるパネルをコンパクトに折りたたんで収納できて、旅行先やキャンプ場なんかで便利そうなガジェット。USB扇風機とかLEDライトとか繋げることももちろん可能。私が購入したのは5Vで1Amp(5W)の一番小さいやつでしたがiPhoneを充電するのに3時間くらいかかるそうです。十分速いですね。充電中は赤いLEDが点灯します。

Powerbank

これだけだと充電した電気を貯めておけないのでLithium Power Bankという充電池も一緒に買いました。USBケーブルで携帯のかわりにSolar cellに接続して充電し、おなじコネクタを逆に接続して、携帯を充電できる仕様です。

Browndog_omake

バッカー用のサービスということで、LEDライトと紫外線センサーアームバンドがおまけでついてきました。

バッカーになる機会をのがした人もオフィシャルサイトから購入できます。Brown Dog Solarという新しいサイトとbrown dog gadgetsの古い方のサイトとあるようですが、どっちでも買えそうな感じです。

Solar cellは曇り空でもちゃんと発電するのか?

Solar cellはスペック上は申し分ないパフォーマンスが期待できますが、実際はどうでしょうか?個人的には曇り空でもちゃんと発電するのかなぁというのが、一番気になっていたのでマルチメーターで電圧・電流を測ってみました。まず家の北側の窓辺においた時は、だいたい4.9Vくらいでした。窓辺だと家の中まで入射してくる光が少ないので、曇り空だとちょっと電圧が低いですね。ベランダにでて直接に曇り空の下に置くと5Vを超えて5.2Vとか5.3Vとかになりました。しかし、電流がとっても小さく実際の充電量はだいぶ少ないようです。実際、一週間くらい曇り空が続いている間、ずっと窓辺にソーラーパネルを置いて充電しておいたバワーバンクではAndroidの携帯を1-3%程度しか充電できませんでした(T_T)。まあ晴れの日が来るまでこれ以上の実験は出来ないので、後で晴ている場合の追記します。結論としては残念ながら曇り空ではほぼ使えないという感じです。

パワーバンクの性能は?

当方は一番小さいスペック上2600mAhという容量のバージョンを購入しました。これでiPhone 5をだいたい90-95%充電できるそうです。パワーバンクをPCにつないでフル充電にしてから、2330mAhのバッテリーが入った携帯を充電したところ、18%から66%まで充電しました。スペック上ならフル充電してもまだ余るはずですがスペック値でていないですね。まあ、途中、フラッシュライトを使ったり、携帯も10分くらい操作したのであと5%くらいは行けそうですが、それでもカタログ値に足りません。ちょっと少なすぎるので確認のため追試した方がいいかな。(追記。2回めは11%から始めて64%まで行きました。)あと、充電は緑色のLEDボタンを押して開始するんですが、このボタンが充電中に2秒に一度くらいで点滅するので、枕元に置くととても気になります。

まとめ

ソーラーパネルとバワーバンクに国際送料(15ドル)も含めて110ドル。手前味噌の漢字混じり表記でドル→日本円換算を使わずともだいたい1.1万円くらいで、これならまあいいかなというレベルの満足度。おまけのLEDライトも10ドルでうっているものだし。ちょっとカタログ値に追いついていない感じがあるので、そこが残念。晴れの日にテストして印象・評価が上がるかもしれませんが、現時点ではまあまあですね。

ハードウェア関係のKickstarterプロジェクトの90%は製品の発送が遅れるらしい

このプロジェクトも予定ではプロジェクトが成立してから14日でKickstarterから資金がクリエイターに入金されるので、それから中国の工場に大量発注して、うまく行けば3-4週間で製品がアメリカに届いて、製品の配送が始められて、だいたい6月中旬から6月末までで配送完了なはずだったんですが、まあこれは希望的観測が多分にあると思われる予定で、実際に私の手元に届いたのは9月の初めでした。当方の場合、米国外への発送なので米国内のメインなオーダーより2-3週程度遅れて、郵送に1-2週間かかるとして7月末から8月初めとすると、そこから5-6週間程度の遅れですね。おかげで、夏のキャンプで使う予定が間に合いませんでしたが、あったら携帯の充電に本当に便利だっただろうなぁ。

プロジェクトのクリエイターのJoshuaさんも:

Did you know that 90% of all Kickstarter hardware projects ship late?

なんて言っていたので、まあハードウェア関係のKickstarterプロジェクトは遅れるもんだと思っていたほうがよいでしょう。

Joshuaさんも普段は学校の先生をしていて、趣味でアウトドアに便利な製品を企画・開発してネットで売っていたような人なので、まあ本業もあり、大変だったみたいです。しかし、Joshuaさんは非常にまめで53回もプロジェクトアップデートを送って来てくれたのでまあ不安はありませんでした。資金調達をスムーズに受け取れるように専用のビジネス用の銀行口座を開こうとして手間取って、結局やめにして余計に時間がかかったり、中国の工場からの在庫の一部が、向こうの手違いで全然違う州にいっちゃったりといろいろ不運もあったようです。

同じ時期(5/23)に成立したThe Siva Cycle AtomというKickstarterプロジェクトの方もバッカーになって記事にしていたんですが、こちらも大幅に遅れていて、最後にきた経過報告のメールでは少なくとも来年の一月末になるという話。原因は小さなプロジェクトなので工場への発注のボリュームが小さすぎて予定していた工場が忙しくなくなるまでだいぶ待たなければならず、他の工場を探さないといけなくなり、しかもかなり高い水準の品質を求めているので品質の良い工場を探すのに時間がかかったという感じです。最終的に中国の工場からアメリカの工場へ変更になったらしい。

2013年5月 2日 (木)

自転車こいでiPhone充電。Siva Cycle Atomいい感じ。

Siva Cycle ATOM

kickstarterからありそうでなかったマウンテンバイクに取り付けてUSB端子のついた充電器を充電する製品。後輪に簡単に取り付けられて、充電されたバッテリーを取り外すのも簡単。iPhoneだけじゃなく、USBで充電するのはなんでもOK。運転中に充電するもよし、取り外してポータブル予備バッテリーとして使うのもよし。1300mAhとほぼフルチャージできるほどの大容量。災害時なんかにはケータイがライフラインになるので、どうにか充電できると助かるので、そういう意味でも欲しい。

個人的にはマウンテンバイクじゃなくて、サイクリングマシーンに簡単に取り付けられるとうれしいんだけど。一時間くらい汗だくにこいだあのエネルギーの無駄なことったらない。DIYなプロジェクトでサイクリングマシーンでバッテリーを充電するようなものはこれとか、いくつかあるけども、材料にかかる出費もそれなりで、相当の手間もかかる。手間を省くために製品を買うという手もあるが、どれも5万以上はする。

足こぎ発電機・まわしてチャージ充電丸というのもありますが、でかい。お手軽さ、コンパクトさではSiva Cycle Atomがいいですね。

コンパクトさならばソニーの小型な発電・充電器 CP-A2LAKSというのもあり、とっても小型でポータブル。だたし「毎分120回転で3分間回すと1分間通話できる」という感じで、手回しだけに発電力が弱く微妙。

というわけでSiva Cycle Atomは発電量もそれなりで、小型という感じで、うまいところついてきたありそうでなかった製品だなぁと。

日本から購入できる?

5月2日の執筆時ではキャンペーンは資金獲得ゴールを達成して、さらに機能追加のために資金を上乗せ中で、95ドルプランと130ドルプランのサポート枠が残っています。追加で20ドル払えばアメリカ国外にも送ってくれるみたいなので日本から買うには115ドルからという感じみたいです。115ドルは1300mAhの容量を考慮するだけでもかなり安いのではと思います。DIYな自作の線もバッテリーが高いので部品からいって、これ以上安く作るのは難しいと思います。というわけで私も一個買ってみます。とどいたらレポします。追記。backerになった。届くのは11月とのこと。寝て待つべし。

2013年3月15日 (金)

Kimiko Ishizukaさんによるオープンゴールドベルク変奏曲

プロジェクト:オープンゴールドベルク変奏曲

日系ドイツ人のピアニスト兼重量挙げドイツチャンピオンという変わった経歴をもつKimiko Ishizakaさんという方が、オープンゴールドベルク変奏曲というプロジェクトを企画しました。

プロジェクトの内容はヨハン・セバスティアン・バッハのゴールドベルク変奏曲の新たなスコアと演奏録音をパブリックドメインとして公開するというもので、kickstarter経由で資金を得て見事に昨年2012年の5月にプロジェクトを成功させました。

公式のホームページからmp3、WAV、Flacで録音をダウンロードできるほか、スコアのPDFもダウンロードできます。更には、楽譜を見ながら演奏を聞けるiPad用のアプリもあり、すべて無料で利用できます。なかなかいい演奏で、おすすめです。1998年にDeutscher Musikwettbewerbというドイツの音楽コンテストで一等賞を受賞しているほどだそうですのできっと実力も確かなんだと思います。

kickstarterで出資に応じたのはピアノメーカーで有名なベーゼンドルファーBösendorferなため、もちろん使用されたピアノはベーゼンのグランドです。はぁ、いいなぁ~。

ウィキペディアを見ると重量挙げ63kg級でドイツの選手権でメダルを3回とったくらい強いらしいです。ちなみに兄弟にKiyondoさんとDanjuloさんがいます。Danjuloさんの方はきっと団十郎さんと書くのでしょう。「きよんど」というのはググると大阪にちなんだページばかり出てきますが、清人と書くのでしょうか?なんにしても、どちらもとてもかっこいい名前です!!

kimikoさん公式ページのプロフィールにあったDebussyのエチュードも良かったので貼っておきます。

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